マルシェ沖縄だより

2025.05.21

アマサギあらわる

ハイサイ!!

 

畑の一角でふと目に留まった二羽のサギ。左の白サギは見慣れた姿ですが、右のサギは頭がほんのりオレンジ色。「羽毛がまだ生え変わってない若鳥かな?」と思いきや、調べてみると“アマサギ”という種類なんだそう。沖縄では春から夏にかけて田畑で見られる季節の風物詩で、紅芋畑でも虫を狙って歩く姿が見られるとか。

 

農作業の合間に、こうした小さな自然の出会いがあるのも島ならではの贅沢ですね。畑に立つ私たちにそっと寄り添うように、アマサギたちも季節の移ろいを教えてくれているのかもしれません。

2025.04.18

蛙も泳ぐ畑

ハイサイ!!

畑仕事の合間にふと足元を見ると、水たまりの中を一匹のカエルがすいすいと泳いでいました。先週の雨でできたこの小さな池、まるで自然のオアシスのよう。じっと見ていると、水面には葉の影がゆらゆらと揺れ、時折カエルが水面を突き破るように顔を出して、こちらの様子をうかがっているようにも感じました。

沖縄では4月に入ると、梅雨の足音が近づき始めます。畑にとっては水不足を補う恵みの雨。そんな季節の変わり目を、カエルたちもちゃんと感じ取っているのかもしれませんね。

命が息づくこの風景に、思わずほっこり。畑の中にある何気ない自然のドラマに、今日も元気をもらいました。

2025.03.14

発見!!マングース!!

ハイサイ!!

 

先日、奄美大島で根絶が発表されたマングースですが、沖縄本島ではまだまだ健在です。

 

時々、人前に出てくることはあっても、すばしっこいので目で追うのがやっとですが、先日はこちらに気づいていない様子で撮影に成功しました。

 

 

奄美では根絶するまでに45年もかかったとのことで、外来種がいるということがどれだけ厄介かそれだけでも伝わってきます。奄美大島は東京23区より広くこの規模での根絶は世界でも初ということです。

 

奄美大島が712.45キロ平方メートル、対する沖縄本島は1,207キロ平方メートルと広いうえに気候的にも本来の生息地に近く繁殖力や生存率が高い可能性があるそうです。

 

しかしながら、沖縄でも対応機関によるマングース対策用の柵の設置等により減少傾向ではあるとのことで、根絶の可能性は少なくなさそうです。

2025.02.13

雨の日の挑戦

ハイサイ!!

 

農業である以上、自然には逆らえないませんが少し抵抗してみました。

 

先日、紅芋の苗を確保して植え付けまでをしたかったのですが、週後半からあいにくの雨でした。ダメ元で植え付けにチャレンジしましたが、土が泥へと変わり足に纏わりつきまともに歩くことすらままなりませんでした。

 

そこで、スタッフの一人より「Youtubeでこんなことをしていたよ。」との情報を得て、ものは試しということで…

肥料の袋を足にまとってみました。するとどうでしょう。あんなにひつこかった泥が落ち…

 

 

…ませんでした。普通の靴よりかは明らかに土はくっついてこないのですが、少しずつですが確実に土の重みで袋が下がり、更に付着する土の量も増えていき更に…という悪循環でした。

 

しかし、やってみたからこそ分かることもあります。ぬかるんだ土は、やはり手強いということです。また挑戦します!!

2025.01.19

アオミオカタニシ

ハイサイ!!

 

青いカタツムリを発見しました。当初は突然変異か何かかなと思っていたのですが、何度も見かけたため気になって調べたところ…アオミオカタニシ、方言だとオールーチンナンという立派な名前がありました。

 

このアオミオカタニシ、写真では分かりませんがつぶらな瞳をしており綺麗な青みも相まって観賞用で飼う人もいるのだそう。

 

見かけても潰さずにそっと観察してみてください。