
マルシェ沖縄だより
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2025.11.04
伸びるノビル
ハイサイ!!
1か月ほど前に植え付けをしたばかりの畑をパトロールしていると、よく見たことはある草がすごい勢いで増殖しているのを発見しました。

気になって調べてみたところ、どうやら「ノビル」という野草のようです。
ノビルはヒガンバナ科の植物で、地下にはラッキョウのような小さな球根(鱗茎)があり、食用にもなるんだとか。春の味覚として、お味噌汁の具や酢味噌和えで楽しまれることもあるそうです。
しかし、ここで一つ、とても大切な注意点があります! ノビルは、葉の形が有毒な「スイセン」や「タマスダレ」と非常によく似ているんです。間違えて食べてしまうと中毒を起こす危険があるため、見分けがつかないものは絶対に採ったり食べたりしてはいけません。
見分け方のひとつに、「匂い」があります。ノビルは葉や球根をちぎると、ニラやネギのようなツンとした強い匂いがします。この匂いがなければ、それはノビルではない可能性が高いとのこと。
畑には、野菜だけでなく、いろいろな植物が育っています。勉強になりました!
2025.09.28
これで満開?
ハイサイ!!
畑の周りの草刈りをしていると、ふと足元に可愛らしい花が咲いているのを見つけました。

濃い赤紫色が緑の中でよく映えていて、思わず写真に一枚。でも、よく見てみると、花びらが一部欠けているように見えます。「虫に食べられちゃったのかな?」なんて思っていたのですが、調べてみると、どうやらこれがこの花の本来の姿のようです。
名前は「ナンバンアカバナアズキ」というそうで、南米原産の帰化植物。沖縄では畑や道端などで見られる、特に珍しい花ではないとのこと。今まであまり意識して見ていなかっただけで、実は身近な場所にたくさん咲いていたのかもしれませんね。
2025.08.22
謎の現象の正体は!!
ハイサイ!!
沖縄の空に、美しい虹色の帯が現れました!ですが…印をつけても写真ではとても分かりづらいです💦

畑仕事の合間にふと空を見上げると、まるで虹が真横になったかのような不思議な光の帯が雲の間に架かっているのを見つけました。これは「環水平アーク」と呼ばれる現象のようです。
環水平アークは、上空の薄い雲を構成する氷の粒に太陽の光が屈折してできる、比較的珍しい光学現象だそうです。虹のようにくっきりとしたアーチではなく、水平に淡く広がる様子がとても幻想的でした。
サトウキビ畑の緑と、どこまでも広がる青い空、そしてそこに浮かぶ虹色の帯。まるで沖縄の自然が織りなすアートのようで、思わず車を停めて見入ってしまいました。
厳しい暑さが続く毎日ですが、こんな素敵な空からのプレゼントがあると、少しだけ暑さを忘れさせてくれますね。
皆さんも、空を見上げると思わぬ発見があるかもしれませんよ!
2025.08.03
色々と生えます
ハイサイ!!
とっくに梅雨明けしたはずの沖縄ですが、最近はぐずついて雨の日が続いていますね。
そんな雨上がりの合間をぬって、今日も今日とて芋を収穫していますが…そこで思わぬ発見がありました!

なんと、紅芋の畝(うね)の間に、可愛いきのこがひょっこりと顔を出しているではありませんか。長雨で畑の湿度が高くなったことで、生えてきたようです。種類は不明ですが、なんだかほっこりする光景ですね。
畑では、主役の紅芋たちのそばで、時々こういった小さな自然の営みに出会うことができます。このきのこたちに見守られながら、紅芋もすくすくと大きくなってくれることでしょう。
2025.07.10
紅芋畑にバナナ
ハイサイ!!
マルシェ沖縄の畑から、面白い光景をお届けします!

こちらは、私たちの自社農園、紅芋畑です。緑の葉が元気に茂って、今年も美味しい紅芋が育っていますよー。と、畑を見回っていると…ん? なんだか見慣れない植物が。
なんと、紅芋畑のど真ん中に、バナナが育っているではありませんか!
いつの間に芽を出したのか、今では立派に葉を広げています。鳥が種を運んできたのでしょうか? それとも、以前この場所で育てていたバナナのこぼれ種が、時を経て発芽したのでしょうか。理由はわかりませんが、たくましく育つ姿に、沖縄の自然の力強さを感じます。
もしかしたら、新しい特産品「紅芋バナナ」が生まれる…なんてことはないですかね(笑)
これからも、マルシェ沖縄の畑の様子をどんどん発信していきますので、お楽しみに!
2025.06.27
アブ参上!!
ハイサイ!!

畑で見かけた大きなハエ。最初は「大きいなー」と呑気に写真を撮っていたのですが、よく見るとどうも様子が違う。調べてみると、どうやらアブだったようです。
沖縄の豊かな自然の中では、時々こうして珍しい生き物に出会います。マルシェ沖縄の畑でも、紅芋だけでなく、いろいろな虫や動物たちが顔を見せてくれます。彼らも、紅芋が育つこの畑が好きなのかもしれませんね。
それにしても、このアブの大きさには驚きました。普段見かけるハエの倍はあろうかというサイズ感。写真を撮っている間、じっと動かなかったのは幸いでした。刺されなくてよかったです。
これからも、畑で見かけた面白い風景や発見があれば、皆さんにご紹介していきますね! マルシェ沖縄の紅芋が、こうした豊かな自然の中で育っていることを少しでも感じていただけたら嬉しいです。
2025.05.21
アマサギあらわる
ハイサイ!!

畑の一角でふと目に留まった二羽のサギ。左の白サギは見慣れた姿ですが、右のサギは頭がほんのりオレンジ色。「羽毛がまだ生え変わってない若鳥かな?」と思いきや、調べてみると“アマサギ”という種類なんだそう。沖縄では春から夏にかけて田畑で見られる季節の風物詩で、紅芋畑でも虫を狙って歩く姿が見られるとか。
農作業の合間に、こうした小さな自然の出会いがあるのも島ならではの贅沢ですね。畑に立つ私たちにそっと寄り添うように、アマサギたちも季節の移ろいを教えてくれているのかもしれません。
2025.04.18
蛙も泳ぐ畑
ハイサイ!!
畑仕事の合間にふと足元を見ると、水たまりの中を一匹のカエルがすいすいと泳いでいました。先週の雨でできたこの小さな池、まるで自然のオアシスのよう。じっと見ていると、水面には葉の影がゆらゆらと揺れ、時折カエルが水面を突き破るように顔を出して、こちらの様子をうかがっているようにも感じました。

沖縄では4月に入ると、梅雨の足音が近づき始めます。畑にとっては水不足を補う恵みの雨。そんな季節の変わり目を、カエルたちもちゃんと感じ取っているのかもしれませんね。
命が息づくこの風景に、思わずほっこり。畑の中にある何気ない自然のドラマに、今日も元気をもらいました。
2025.03.14
発見!!マングース!!
ハイサイ!!
先日、奄美大島で根絶が発表されたマングースですが、沖縄本島ではまだまだ健在です。
時々、人前に出てくることはあっても、すばしっこいので目で追うのがやっとですが、先日はこちらに気づいていない様子で撮影に成功しました。

奄美では根絶するまでに45年もかかったとのことで、外来種がいるということがどれだけ厄介かそれだけでも伝わってきます。奄美大島は東京23区より広くこの規模での根絶は世界でも初ということです。
奄美大島が712.45キロ平方メートル、対する沖縄本島は1,207キロ平方メートルと広いうえに気候的にも本来の生息地に近く繁殖力や生存率が高い可能性があるそうです。
しかしながら、沖縄でも対応機関によるマングース対策用の柵の設置等により減少傾向ではあるとのことで、根絶の可能性は少なくなさそうです。
2025.02.13
雨の日の挑戦
ハイサイ!!
農業である以上、自然には逆らえないませんが少し抵抗してみました。
先日、紅芋の苗を確保して植え付けまでをしたかったのですが、週後半からあいにくの雨でした。ダメ元で植え付けにチャレンジしましたが、土が泥へと変わり足に纏わりつきまともに歩くことすらままなりませんでした。
そこで、スタッフの一人より「Youtubeでこんなことをしていたよ。」との情報を得て、ものは試しということで…

肥料の袋を足にまとってみました。するとどうでしょう。あんなにひつこかった泥が落ち…
…
…ませんでした。普通の靴よりかは明らかに土はくっついてこないのですが、少しずつですが確実に土の重みで袋が下がり、更に付着する土の量も増えていき更に…という悪循環でした。
しかし、やってみたからこそ分かることもあります。ぬかるんだ土は、やはり手強いということです。また挑戦します!!

